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【評価・レビュー】アサシンクリードオデッセイ|やり込み含めて80時間以上プレイしたので感想を語る

みなさんこんにちは。

今回はアサシンクリードオデッセイの評価・レビューです。

発売直後からのんびりプレイして、現在プレイ時間は80時間を超えました。アトランティスのクエストとコスモスの門徒クエストまで完遂済みです。

プレイ済み且つエンディングまで見たタイトルは、「アサシンクリード(初代)」と「アサシンクリードブラックフラッグ」のみ。

前作の「アサシンクリードオリジンズ」はさわり程度プレイしました。

アサシンクリードオデッセイの舞台

今作は古代ギリシアを内包するエーゲ海が丸々舞台となっています。

グーグルマップで現在のギリシャ周辺を確認したところ、ほとんどゲームと一致していました。想像以上にそのまんまだったので、ちょっと感動しました。

ちなみにゲーム開始時に主人公がいる島「ケファロニア島」も実在します。

前作のアサシンクリードオリジンズでは古代エジプトが精巧に再現されていましたが、今作もそれに負けず劣らず見事な再現度です。

また「レオニダス」「ソクラテス」「ヘロトドス」「ヒポクラテス」などの古代ギリシアの歴史的な著名人も多く登場します。

アサシンクリードオデッセイの評価・レビュー

会話シーンの選択肢によってストーリーに深みが増した

今作から会話(イベント)シーンで主人公の台詞が選べるようになりました。

選択次第でその後の会話の展開が変わったり、場合によってはストーリーにまで影響します。

システム自体はいままでの他のゲームにも散見するので、プレイするまでは特段期待してはいませんでしたが、実際に遊んでみると思っていたより選択肢の質が高く、ストーリーもわりと大きく分岐します(選択肢1つで重要なキャラクターが死ぬことも)。

おかげで従来のシリーズよりも圧倒的に主人公、世界観に感情移入しやすくなりました。

感情移入のしやすさといえば、今作は主人公の表情も豊かです。

感覚的ですが、過去作よりもアニメーションの数が増えているように感じます。

(「表情」について言及してる開発のインタビュー記事など探してみたが見つからず)

他のオープンワールドゲームと比較しても、ここまで人間っぽさを感じられる作品はなかなかないんじゃないでしょうか。

広大なオープンワールドで美しい景色を満喫できる

エーゲ海をまるごと再現した広大なマップとそこに浮かぶ島々の山頂から眺める景観は、80時間以上プレイした今でも見飽きることはありません。

TV画面の中に見える「作り物の景色」のはずなのに、あまりにも壮大でリアルなそれには畏怖の念すら感じます。

誇大ではなく時折本当に自分が旅をしているような感覚に陥ることもあります。

VRのような仮想現実で旅行が楽しめる日もそう遠くはないかもしれません。

そういえば、10年くらい前にハワイのオアフ島でまったりドライブするだけのゲーム(Test Drive Unlimited)がありましたよね。

今また同じようなゲームが出たらVRも相まって素晴らしいものになりそうな気がします。

ゲーム難易度は低め。ゲーマーは「ハード」くらいが丁度良いかも

アサシンクリードシリーズは基本的にどの作品も難易度低めです。

最近のものは初期の頃と比較すると若干難しくなってますが、それでも他のアクションゲームと比べるとまだまだ簡単な部類だと思います。

なので、僕は最初から最後まで難易度ハードでプレイしていました。たとえゲームオーバーになっても直前から始められるし、デスペナルティがあるわけでもないので、ある程度アクションゲームに慣れている人なら余裕だと思います。

逆にアクションゲームにあまり慣れていない人は難易度「ノーマル」あるいは「イージー」がおすすめです。

ちなみに難易度はゲーム中にいつでも変更可能です。良心的!

戦闘のバランスがちょうど良い。無双プレイはできません

アサシンクリードの醍醐味といえば「暗殺」です。背後からこっそり近づきスキルを使って一撃必殺。

基本的にゲーム開始から終了まで、ひたすらこの「暗殺」を繰り返します。

地形によって敵への近づき方などは違えど、同じことを何回も繰り返しているだけのはずなのに不思議とこの作業は飽きないんですよね。

 

仮に敵に見つかった場合、仲間を呼ばれる前にとどめを刺さないと次から次へと増援が駆けつけて大惨事になります。初期のアサシンクリードではいくら増援がきても無双プレイで殲滅きたんですけどね。

アサシンクリードオデッセイはそこまでぬるくないので、増援に紛れて「賞金稼ぎ」の猛者までやってきます。こうなるともう手に負えないので、一時退却するしかありません。

そんな感じで「1対1」なら余裕だけど「1対多」になるとキツい程度の、ほどよい戦闘バランスを実現しています。

水を差すように挿入される「現代編」がダルい

アサシンクリードシリーズは、現代編と過去編を行き来してストーリーが進行します。

「アニムス」と呼ばれる装置を使い、現代から歴史上の人物の人格へダイブし、現代に残る秘宝(エデンのかけら)の在り処を探し出すことが現代編の目的です。

しかし、過去編で操作する主人公にとっては現代編の目的なんて当然知ったこっちゃありません。彼らはシリーズ毎に異なる別の目的のために行動します。

 

基本的にプレイヤーは過去編の人物を操作して「アサシン」となるわけですが、上述したようにたまに現代編に戻ってただの凡人を操作させられたりします。

この現代編がダルい。

過去編で主人公や他のキャラクターたちにすっかり感情移入して世界観を満喫していたのに、そこに水を差すように現代編をプレイさせられるのはなかなかストレスです。

「現代パートなんて無くせばいいのに」と思うんですが、なぜか全シリーズで一貫してるんですよね。現代パートだけはストーリーが過去作から全て繋がっているので、その繋がりを断ちたくないのかもしれません。

ただ、前作(アサシンクリードオリジンズ)以降、現代パートが減ってプレイアブルのほとんどが過去編となりました。今作(アサシンクリードオデッセイ)においても現代編のプレイアブルはほとんどありませんでした。

爽快感皆無の「海戦」がダルい

アサシンクリードブラックフラッグから導入された海戦。

この海戦がダルい。

動きがもっさりしてて操作しづらく(船だから仕方ない部分ではありますが)、敵船を攻撃しても当たってるのか当たってないのかよく分からない。要するに爽快感が皆無なんですよね。

そのくせ敵は結構強くて、ふと気付くと自分の船の体力ゲージがめちゃくちゃ減ってたり(これは自分が下手なだけか)。

とにかく「面白さ」を感じないんですよね。

やっぱり爽快感がないのが一番大きいと思います。蛇足に感じてしまう。海賊じゃなくてアサシンさせろと。

Googleで「アサシンクリード 海戦」まで入力するとサジェストで「いらない」と出てくるので、同じように感じている人は多いはずなんですけど、この海戦システムってシリーズ通して見るとわりと採用率高いんですよね。

正直、海戦どころか航海(船の移動)もあんまり好きじゃないんですが、これはマップ全体のスケール感を表現するために必要なシステムでもあると思うので、無くしちゃうとそれはそれで味気なくなってしまうかもしれません。「旅してる感」が薄れちゃいそうですしね。

総評:アサシンクリードシリーズの正統進化。神ゲー寄りの良ゲーでした

80時間以上プレイしてる時点でお察しですよね(笑)

めちゃくちゃハマりましたし、寝る間も惜しんで遊ぶ日もありました。

些細な不満はあるものの、メインストーリー、サイドストーリー、戦闘、スキルシステム、ハクスラ、コスモスの門徒たち(絶対こいつら殺すリスト)、などなど楽しい要素が満載でした。

ちなみに今作をプレイしてから古代ギリシアの歴史に興味が湧いて、色々調べたりして勉強してます。三國無双やってから三国志に興味湧く流れと同じですね(笑)

そういう意味では歴史の勉強にもなるかも。ところどころ史実に基づいたストーリーになっているので、古代ギリシアの雰囲気とか価値観みたいなものは掴めると思います。