みなさんこんにちは!
今回はアントマン&ワスプの感想です。
また、アントマン&ワスプのMCUにおける時系列や、インフィニティウォーとの繋がりなども解説(もといネタバレ)していきます。
アベンジャーズ4でサノスの指パッチンをどう乗り越えるのか? という考察も最後に少しだけ書きましたので、よかったら読んでやってください。
それではいってみよう!
もくじ
アントマン&ワスプとは

頼りなさすぎるヒーロー<アントマン>と、完璧すぎるヒロイン<ワスプ>──ふたりの前に、すべてをすり抜ける神出鬼没の謎の美女<ゴースト>が現れ、アントマン誕生の鍵を握る研究所が狙われる。
敵の手に渡れば、世界のサイズが自在に操られてしまう!?
さらに、金目当ての武器ディーラーの襲撃や、アントマンを監視するFBIの追跡も巻き込み、人や車、ビルなど全てのサイズが変幻自在に変わる“何でもアリ”の大騒動に!
ユニークなパワーと微妙なチームワークで、アントマンとワスプは世界を脅かす“秘密”を守り切れるのか?
本当はストーリーが知りたかったんですが、公式にも掲載されていないようなのでイントロダクションだけ。
マーベルシネマティックユニバース作品のひとつで、前作「アントマン」の続編です。
要するに「アントマン2」ですね。
今回のアントマンは、完璧すぎるヒロイン「ワスプ」とタッグを組んで、ゴースト(ヴィラン)と戦います。
Q.前作見てないんだけど楽しめる?
楽しめません。
アントマンに限らずマーベルシネマティックユニバース(以下「MCU」)は時系列で見るべきです。
「MCU自体完全に初心者だよ。アイアンマンすら見たことないよ」という方も、せめて前作(アントマン1)は見ておいたほうが良いでしょう。
※アントマン1含め、MCU作品はHuluにて一括配信中です(期間限定)。
配信終了しました。
次回の一括配信はおそらく「キャプテンマーベル」公開時になります。
Q.アントマン&ワスプのMCUにおける時系列は?
直近の3作を並べると次のようになります。
- シビルウォー
- アントマン&ワスプ
- インフィニティウォー
アントマン&ワスプはシビルウォーの数年後の話なので、ストーリー的にはシビルウォーの内容をかなり引き継いでいます。
ラフト刑務所を出たスコットは自宅軟禁状態となり、再び娘の父親として真っ当な人生を歩みだそうとしている。
(中略)スーパーヒーローを国連の管理下に置く「ソコヴィア協定」が採択されたことによって、自身の技術を他者に引き渡すことを拒んだハンク博士とホープは身を隠すことになるのだ。
無断で技術を持ち出し、ヒーロー同士の戦いに臨み、あげく逮捕されてしまったスコットにハンク博士はおかんむりである。
上記の流れは、アントマン&ワスプをみる上でとても重要なことですので、しっかり予習しておきましょう。
以下、補足です。
ラフト刑務所 | シビルウォーでスーパーヒーローが幽閉された牢獄 |
---|---|
ハンク博士 | アントマンのスーツを開発した人物 |
ホープ | ハンク博士の娘(ワスプ) |
Q.ワスプって蜂? 蜂ってビー(Bee)じゃなかった?
って思ったのでちょっと調べたんですが、蜂の英語表記ってややこしいんですね。
Bee | ハチ全般を指す |
---|---|
Wasp | スズメバチやアシナガバチなどの総称 |
Hornet | スズメバチを指す |
Waspは「攻撃性の高い蜂」とか「肉食の蜂」を指すみたいです。
ちなみにミツバチはそのまんま「Honey bee」です。かわいい。
アントマン&ワスプの感想

純粋に面白かったです^^
笑えるシーンが多くて、館内でも笑ってる人がかなりいました。
ルイス、カート、デイヴの3バカトリオ最高です(笑)
ストーリー的には「打倒ヴィラン」よりも「ジャネット(ホープの母親)の救出」に焦点をあてていましたね。

量子学的な話が終始展開されてましたが、専門的な知識はとくに必要なくて
「ジャネットが取り残された世界(量子世界)=超小さい世界」
程度の認識で大丈夫だと思います。
アクションは相変わらずハイクオリティ。
小さくなったり大きくなったりを繰り返して敵をボコボコにしていくアントマン&ワスプかっこいい⋯⋯。
ただ、ヴィランのゴーストは消えたり出てきたり、アントマン&ワスプも小さくなったり大きくなったりなので、3人が戦ってるとゴチャゴチャしてきて若干なにやってるか分からない部分もあったりしました。
この辺はブルーレイが発売したらスロー再生でじっくり見てみたいですね。
細かい設定で「ん?」と思う部分もいくつかあったものの(ゴーストのスーツって”力を抑えてる”とか言ってたけど、結局どういう効力があるんだろう⋯とか)、全体的にみたら最高のエンターテイメント映画という印象です。
アントマン&ワスプのネタバレ
インフィニティウォーとの繋がり

エンドロール後に流れるおまけシーンで、インフィニティウォーとの繋がりが明らかになりました。
エイヴァを治療するエネルギーを採取するため、スコットが再び量子世界へとダイブする場面。
ハンク博士の開発した「量子トンネル」がルイスの車に積まれており、ホープやハンク博士、ジャネットのサポートによって、スコットは無事に量子世界に飛び込む。
しかしスコットと3人の通信は突如として途切れる。ビルの屋上では、3人が立っていたはずの場所に塵が舞い、ハンク博士の握っていた通信機が機械からだらりとぶら下がっていた。
ちょっと長いのでまとめます。
- スコットが量子世界にダイブしてヒーリング量子を回収
- サノスの指パッチンでハンク博士、ホープ、ジャネットが消滅
- スコットが量子世界に取り残される
サノスの指パッチンは全宇宙にある生命の半分を消滅させるものですが、ハンク博士、ホープ、ジャネットが3人とも消滅してしまいました。
3人とも消滅する確率は12.5%かな? そうとう運悪いですね(笑)
そんなわけで、量子世界に取り残されたアントマンは元の世界に戻る術がありません。
キーとなりそうな「量子世界(量子力学)」について調べてみたところ、面白い記事を見つけました。
【量子論】時間は過去にも向かって流れていたことが判明! 未来が現在に影響を与える「逆因果」とは!?
上記の記事によると「時間は過去から未来へ流れていくだけではなく、逆に未来から過去へも流れている」と仮定すれば、いままで量子論でまったく説明のつかなかった「量子もつれ」現象が不可能なものではなくなるそうです。
そもそも「量子もつれ」って何? とか色々あると思いますが、要するに
量子力学を混ぜたストーリー展開にすれば、アントマンがタイムトラベルしてサノスの指パッチンを…みたいな可能性もあるかも? ということ。
実際、アントマンの監督(ペイトン・リード)はタイムトラベル説を否定してません。
「前作、そして本作で描いた科学に基づけば、(タイムトラベルの)可能性を除外することはしませんよ。時間の渦を扱っているわけですから、その可能性はありますよね(ペイトン監督)」
あとは単純に、最強のスーパーヒーロー「キャプテンマーベル」がなんとかしちゃうって展開ですね。こっちのほうが可能性は高い気がします。
ということで今回はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。